まずは、はじめにボートの艇番とカラーを覚えるところから始めましょう。
競艇は6つのボートにそれぞれ何号艇(これを枠番といいます)かと、それぞれの色が以下のように決まっています。
- 【1号艇】白
- 【2号艇】黒
- 【3号艇】赤
- 【4号艇】青
- 【5号艇】黄
- 【6号艇】緑
これらのボートが1周600mのコースを3周し、合計1800mで競争します。
また、この枠番とコースの位置は同じになることが多いですが、必ずやそうとは限りません。
自分の枠番よりも有利なインコース側に入ってこようとする選手もいます。(これを前付けと言います)
これを見極めるためにはスタート展示を見てみましょう。
スタート展示の際にそのコースに入った選手は、だいたい本番でも同じコースに入ります。
例外もありますが、基本的にはこのように予想すると良いでしょう。
フライングスタート方式って?
「フライングスタート方式」とは、6艇が決められたスタートラインを通過するタイミングを合わせるスタート方式のことです。
例えば、競馬は全馬が横一列で一斉にスタートします。
しかし、競艇では各レーサーがタイミングを図って、大時計が0秒から1秒の間でスタートラインを通過する方式がとられています。
ここで0秒よりも早くラインを通過してしまうと「フライング」となり、1秒を過ぎてからラインを通過しても「出遅れ」となり失格となってしまいます。
ちなみにこのスタートの平均の数値が0.17以内ならかなり優秀ですが、SG常連のトップレーサーは0.15を切るレーサーも多いです。
全額払い戻しになることもある?
先述した「フライング」や「出遅れ」が起きると、選手は欠場として扱われ、舟券は全額払い戻しとなります。
また、5艇以上が「フライング」や「出遅れ」になると、レース自体が中止になります。
舟券が返還されるということは、予想した人たちに実質の損害はないですが、競艇場が本来得られるはずだった利益が得られなくなってしまうため、選手にも一定期間レースに参加できなくなるペナルティが課されます。
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